Googleアドセンス広告クリック率の平均と、ページCTRを上げる方法

Googleアドセンス広告クリック率の平均と、ページCTRを上げる方法

「Googleアドセンスのクリック率(ページCTR)の平均って?」

「クリック率1%ってどうなの?」「クリック率を上げる方法は?」

WebサイトにGoogleアドセンスの広告を貼り付けていると、必ず気になる項目ですよね。

実は、Googleアドセンスの収益を伸ばすためには、もちろんサイトのアクセス数も関係しますが、アドセンス広告のクリック率(ページCTR)を上げるための施策を打つことが最も重要なんです。

そこで当記事では「Googleアドセンスのクリック率の平均」「Googleアドセンスのクリック率を上げる方法」を解説したいと思います。もし「ページCTR(アドセンスのクリック率)」が倍になれば、クリック単価が同じでも2倍の収益が発生しますよ。ぜひ実践してみてください。

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Googleアドセンス クリック率の平均

Googleアドセンスのクリック率(ページCTR)は、一般的に1%が平均とされています。

つまり一般的には、あなたのブログが100回読まれるごとに、アドセンス広告がおよそ1回クリックされるということになります。

あなたの運営するWebサイトはどうですか? もしも1%未満であれば改善の余地がありますし、平均以上だった方も工夫することで今以上にクリック率を上げることは可能です。

クリック率とアドセンス収益の関係

仮に、あなたのブログの広告単価が30円として、あなたのブログが10,000回読まれたとします。

クリック率が1%、1.5%、2%、3%として、発生するアドセンス収益の違いを見ていきましょう。

PV数 クリック率 広告単価 アドセンス収益
10,000 PV 0.01 (1%) 30 円 3,000 円
10,000 PV 0.015 (1.5%) 30 円 4,500 円
10,000 PV 0.02 (2%) 30 円 6,000 円
10,000 PV 0.03 (3%) 30 円 9,000 円

実は、ブログを読まれた数(ページビュー数)や広告単価が同じでも、アドセンスのクリック率が違うだけで、アドセンス収益は効率良く増えていくんです。

今回は仮に10,000PVでの計算でしたが、ここからさらにPV数が増えていけば、アドセンス収益に相当な差が生まれることとなります。

このことから、Googleアドセンスでアフィリエイトして稼ぐならば、できるだけ高いクリック率を維持することで収益が安定するということが分かります。

では、クリック率とアドセンス収益の関係性を理解できたところで、アドセンスのクリック率を上げる方法を見ていきましょう。

Googleアドセンスのクリック率を上げる方法

広告のサイズを変える

アドセンスのクリック率が低い場合、広告の種類を変えることで改善されることがあります。

基本的にアドセンス広告では、以下のサイズがクリックされやすいとされています。

  • レスポンシブ
  • レクタングル大 336×280

レスポンシブは最もおすすめ

特にレスポンシブサイズの広告は、読者の画面の大きさによって自動で最適なサイズのアドセンス広告を表示してくれる効果的な選択です。

パソコンであれば記事やサイドバーなどのカラムの幅に合わせてくれ、スマートフォンならばユーザーの画面の横幅にピッタリ合った広告が表示されます。

サイトのデザインを無視して無理矢理貼り付けたような広告より、自然と表示されているアドセンス広告のほうがクリック率は上がる傾向にあります。

レンタングル大を横に2つ並べる

また当メディアでもやっているように、記事の最下部にレクタングル大のアドセンス広告を横に2つ並べて貼っておくことで、読者の目にも留まりやすくするのも効果的と言えます。

ちなみに一般的なスマートフォンの画面サイズでも、レクタングル大ならば自然と表示されます。

広告の種類を変える

実は、アドセンス広告の種類って3つから選択することができます。

  • イメージ広告のみ
  • テキスト広告のみ
  • イメージとテキスト広告

これはイメージとテキスト広告に設定することが無難です。

何故かというと、マッチするアドセンス広告の種類が増えるので、より読者の興味に近いものが表示されて、クリック率が上がることに繋がるからです。

アドセンス広告のクリック率を上げるためにも、広告サイズはレスポンシブレクタングル大を選び、広告の種類はイメージとテキスト広告に設定してみることをおすすめします。

広告の位置を変える

あなたはサイト内にアドセンス広告をどのように配置していますか? 実は、広告の位置を変更するだけでクリック率が上がる可能性があるんです。

アドセンス広告がクリックされやすい位置はこちら。

  1. 記事上(冒頭部分の下)
  2. 記事中(大見出しの手前など)
  3. 記事下(記事本文の終わり)

基本的に、この3つの位置に配置したアドセンス広告はクリックされやすいと言われています。

特に記事下は非常にクリック率が高いです。理由としては、記事の内容を読み終えたユーザーの帰り道になるからです。

サイドバーの広告について

実は、ユーザーの興味を引くという意味では、サイドバーにアドセンス広告を貼るのは効果的ではないです。

読者は記事の内容に目がいくという理由から、サイドバーのアドセンス広告には目を通さないケースが多いんです。

しかし 300×600 サイズの大きな広告をサイドバーに貼っておくことで、クリック率が増加し、今まで以上のアドセンス収益を見込める場合もあります。

大きな広告は、広告を出稿する側の企業も力を入れて作成しています。つまり読者の目を引くものが多いので、位置がサイドバーであろうが読者の目に留まる可能性が高いのです。

ベストな広告の位置

結局のところサイトのデザインによってベストな配置は変わってしまうのですが、

  • 読者の目に留まりやすい場所に貼る
  • 目障りにならない程度にする

この2つを意識することが最重要だと言えます。

注意してほしいことが、クリック率を上げたいあまりにサイト内を広告だらけにしてしまい、サイトデザインにまで影響を及ぼすのは厳禁です。

基本的には、一番アドセンス広告のクリック率が上がりやすいとされる、記事の上・中・下の3か所に貼っておくことをおすすめします。

関連コンテンツを利用する

Googleアドセンスには関連コンテンツという広告があるのをご存知ですか?

関連コンテンツとは以下のようなものです。

簡単に言えば、サイト内の記事と広告を同時に表示する広告ユニットです。

画像にモザイクを入れている部分がサイト内の記事で、左下に広告と表示されているのがGoogleアドセンス広告になります。

サイト内の記事下部に関連記事一覧として貼っておけば、ブログ内を回遊してくれることに繋がり、同時にアドセンス広告を違和感なく表示してくれるんです。

筆者はこの関連コンテンツをとあるWebサイトに導入してから、アドセンス広告のクリック率(ページCTR)が1%から1.5%に跳ね上がりました。

クリック率が上がる可能性は非常に高いので、もし表示できることができるなら必ず使用するべきです。

関連コンテンツの使用条件とは

しかし、この関連コンテンツは初めから利用できるわけではなく、「サイトのトラフィック量とページ数の最低要件を満たす必要がある」ようです。

つまり記事をコツコツと書き、Google検索に引っ掛かるページを増やすことで、関連コンテンツを使用する条件を満たすことになります。

使用できるようになると、Googleアドセンスの管理ページで通知が届きますので、それまでWebサイトの更新に励みましょう。

関連コンテンツはGoogleアドセンスのクリック率を上げるのに最も効果的な広告ユニットだと言えます。導入することでアドセンス収益はグッと伸びるでしょう。

Googleアドセンス クリック率まとめ

いかがでしたか? Googleアドセンスのクリック率を上げる方法は以下の3つです。

  • 広告のサイズと種類を変える
  • 広告の位置を変える
  • 関連コンテンツを利用する

ちなみに筆者が関連コンテンツを利用できるようになるまでの期間は約5ヵ月でした。Webサイトの更新を続けていれば必ず利用できるようになります。利用可能になった瞬間は、Googleに認められたような気持ちになり、承認欲求が満たされます(笑)。

是非これら3つを実践して、アドセンスのクリック率を上げる施策を打ってみてはいかがでしょうか。

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